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FIP治療薬 MUTIAN について
FIPを発症したら 死ぬしかない・・・ワクチンも薬もなく 不治の病とされてきました。 この病気の残酷さは ご経験のある方は分かると思います。
ところが ご存知の方も多いと思いますが アメリカで FIPに効く薬 GS-441524と言う薬が開発されました。 こちらは販売されてはいませんが 中国からMUTIAN と言う名前で 販売されています・・・が未承認薬です。未承認ですので 一般の獣医さんでは処方してくれません。MUTIAN協力病院(日本では6箇所)に行くか 個人輸入をするかになります。とても高価で現実的な値段ではありません(60万〜120万くらいかかる)ですが、 とりあえず 治る薬が開発されたのは朗報だと思っています。獣医さんに 余命1週間と言われた子が MUTIANを服用して 2週間で数値が正常化し 寛解状態になったそうです。 本当に治るようですよ。
今までは どうせ治らないんだから 早期発見しても 悲しい時間が増えるだけ とFIPについて なんの説明もしてきませんでしたが 早期発見 早期治療をすれば費用も少なくて済む と言う観点から 少し 兆候みたいなことを書いておきます。
一番 顕著なのは 体重が増えないことです。 子猫の体重は 100g前後で産まれて生後1ヶ月で500g前後 2ヶ月で 1kg前後 3ヶ月で1.5kg前後 4ヶ月で2kg前後 と増えていきます。 子猫のうちは 停滞することは 稀にあっても減ることはありません。4ヶ月で2kgあったのに 5ヶ月になって2.2kg・・・ おかしいな と思ってください。健康な子猫は ON
OFFが はっきりしています。 意味もなく走り回ったり 大暴れしてバタッと寝ます。寝てるでもない起きてるでもない うつらうつらして 遠い目をして香箱座りしていたら具合が悪い と思ってください。成長期の子猫は ガツガツ食べます。 ヘチョヘチョ舐めて すぐに「もう いらない」 と ろくに食べない、食べたそうに お皿を眺めてはいるけど 食べようとしない こんな時も (お腹の調子が悪い時も ありますが)要注意です。 そんな時は 耳の穴の中に指を突っ込んで 熱がないか 確かめてください。普段から平熱を感じ取っておくと 熱の有無が分かります。
なんか元気がない、 覇気がない と思ったら 獣医さんで血液検査をしてください。必要なのは TP(血中蛋白) アルブミン グロブリン SAA(アミロイドA蛋白)の数値です。 獣医さんはFIPの確定診断を なかなか出してくれません。レントゲンとかエコーとか遺伝子検査とか 色々 検査したがりますが 以上のの数値だけでおおよそ見当がつきます。 体重が軽くて 早期だったら なんとかなる金額で治せるかも・・・・
一日も早く 承認されて もう少し安く治せるようになったら・・・と 願っています。
人間のコロナの薬も出来るといいですよね〜〜〜〜
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